今日の読書
最近、伊集院静の「大人の流儀」をずっと読んでいる。
まだ、三冊目までしか読んでいないが、ここで感じたことをまとめておきたい。
この本の最大の魅力は伊集院静の本音が余すことなく描かれていることだ。最近はニュースなどでコメンテーターがなんらかの社会や政治の動きに関して意見を言うときも婉曲的というか、オブラートで過剰に包んであるというか、どちらとも取れないコメントをされることが多い。
でもだからこそ新聞の社説や雑誌のように世の中を広く見ている人の意見を聞きたいと思って、この本を手にとった。
読み始めてすぐ感じた事は、この本は単に昨今の社会情勢に意見をしたり、批判するものではないということだ。
1人の人間の日々の感情、思考がつづられている。